2021
03.21

心に残るワンシーン

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ドラマや映画はよくご覧になりますか?私は元々好きですが、コロナ禍で視聴時間が更に増えました。

先日大河ドラマの「青天を衝け」を観ていて、心に残るワンシーンがありました。

それは上品な徳川慶喜が無骨な平岡円四郎に、優しく丁寧に給仕の作法を教える場面でした。

慶喜が手本を示そうと、ご飯を品良くお椀に装います。このシーンも心地よいのですが、このあと、お膳に置いてあった小さな人形にもお米をお供えし、その理由を円四郎に伝えながら、手を合わせる場面がとても印象的でした。

この人形は、穏やかな農民の姿をしたこぶしくらいの大きさの像で「農人形」といいます。

慶喜の父、水戸藩主の徳川斉昭公が、お米の一粒一粒は民の辛苦であることを忘れないようにと、食事の度に農人形にご飯をささげ、手を合わせ感謝していたことが始まりで、水戸市では江戸末期から今も受け継がれている慣習です。

草彅剛さん扮する慶喜公が、農人形にご飯をそっと装う仕草、手を合わせて静かに感謝する姿の美しきこと。草彅剛さん、今回とてもハマり役な気がするのは、私だけ?

短いシーンですが、よろしければオンデマンドなどでご覧になってみてください。